第8章 2022年リリア生誕記念/甘
付き合って初めてのリリア先輩の誕生日
『何をプレゼントしよう……』
誕生日プレゼントに悩みながら庭のベンチで悩んでいた
前にトマトジュースが好きなのは聞いたけど…
そのままトマトジュースじゃ面白味はない…
『うーーーん……』
トレイ「どうした?唸って」
部室に向かう途中のトレイが話しかけてきた
『あ、トレイ先輩………。あ!あの!トマトジュースを使ったお菓子って何がありますか?』
トレイ「トマトジュース?そうだな……定番はゼリーだが…パウンドケーキやマフィン、スコーンなんかもあるぞ?何でトマト…あぁ、なるほど」
『な、何ですか……』
トレイ「いいや、何でもないよ。きっとお前があげるなら何でも喜ぶと思うぞ、リリアは」
『トレイ先輩っ!?』
トレイ「はははっ、あとでいろいろレシピを教えてやるよ」
『いいんですか!ありがとうございます!』
トレイ「あぁ」
クシャッとの頭を撫でて行ってしまった
『(バレてた………でもまぁ…ふふっ、何作ろうかな〜♪)』
リリア「♪」
『わあっ!リリア先輩!わ、わ、わ!』
視界にに逆さまで入ってくるリリアに驚いてベンチごと後ろに倒れる
リリア「おっと!」
の腕を掴んで引き寄せた
リリア「すまんの、お主の驚いた顔が見たくてやり過ぎたわい」
『い、いえ…!(だ、抱きしめられて…///!!)』
リリア「(可愛いのう……タコのように真っ赤じゃわい)」
『あっ、あっのっ……!ありがとうございます…!』
リリア「……うむ、そうじゃのう。残念じゃが」
『残念……?』
リリア「こっちの話じゃ」
『は、はい…』
リリア「そうじゃ、これを渡しに来たんじゃよ」
『?』
1枚の封筒を渡された
『これって…』
リリア「わしのバースデーパーティーを寮のみんなが開いてくれるそうでの。もしよかったらお主も来てはくれんか?」
『行きます!絶対!行きます!』
リリア「そうかそうか、嬉しいのう、待っておるぞ」
『はいっ!』
リリア「ふふ…」
リリアはの額にキスを落とし微笑みながら去って行った
『ふしゅ〜〜………////』