第5章 仲良しゲーム/カリム&ジャミル/裏
カリム「ジャミル、どうしたらいい」
ジャミル「はぁ…またか…」
カリムの片思い中、監督生のを見かける度にジャミルに相談するカリム
ジャミルは心底呆れていた
ジャミル「(お前ら両片思いだろ…もうさっさとくっついちまえ……と言いたいところだが…このまま幸せにくっつかれてもいい気分はしないな)」
カリム「なあ、ジャミル、もう告白しちまってもいいかな」
ジャミル「……。まぁ待て、もう少し仲良くなってからにしよう」
カリム「もう少し仲良くなってから?結構仲良いと思ってたが…」
ジャミル「宴に誘おう。そうすればもっと仲良くなれるかもしれないぞ」
カリム「それはいいな!早速誘ってみるか!おーい!~!」
カリムはに向かって走って行った
ジャミル「ふっ……」
―――――
『お誘いありがとうございます!お世話になります』
ジャミル「あぁ。いらっしゃい。みんな喜ぶよ」
カリム「行こうぜ!」
『はいっ!』
スカラビアのみんなやカリムたちとゲームをしながら過ごしていた
『(あ、もう暗くなってきた…)』
カリム「どうかしたか?」
『夕ごはん、ジャミル先輩が作ってるんですよね?』
カリム「そうだぞ」
『私、手伝ってきますね』
カリム「は客人だから何もしなくていいぞ?」
『そういうわけには……お世話になりますし、少しでもやらせてください』
カリム「お前は優しいな」
『そんなこと…普通ですよ』
は厨房へ向かった
『ジャミル先輩、何かお手伝いすることありますか?』
ジャミル「いや、もうすぐ終わりそうだが…どうした」
『お手伝いしようと思いまして』
ジャミル「君はもてなされる側だ。気にしなくていい」
『そうは言われましても…』
ジャミル「君はホントに……じゃあ、料理を運ぶのを手伝ってくれるか?」
『はいっ!』
ご飯を食べ、ゲームで遊び、それぞれの部屋へ戻った
はお風呂に入っていた
カリム「なあジャミル、今日の宴でもっと仲良くなれたか?」
ジャミル「あぁ。なれたんじゃないか?」
カリム「そっか!じゃあ…」
ジャミル「まぁ待て。雰囲気も大切だ。お前の部屋をいい感じにしてやる。その方がいい」
カリム「さすがジャミルだな!」