第6章 シニカル【傭兵】
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部屋に着いてから私は直ぐに寝てしまったらしい。
起きたら約束の日になっていた。
時間はまだまだある。
今日は試合もないし、新しく服でも新調しに行こうかな。
この時期は春で7分袖の小花柄のワンピースとかが可愛いので、買うことした。
青と水色の間の色をしたVネック風のワンピースに中は白い透けたレースのハイネックノースリーブのシャツを新調した。
うん、我ながら可愛い。
パイロットをしていると、こういう可愛い衣装は出来ないしズボンしか許されない世界だったからスカートって改めて思うけど、女の子らしさの主張が出来る代物だって分かった。
まるで、今からデートにでも行くような格好をしていた私。
デート……そうだ、誰か誘ってデートに行こう。