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裏夢短編集 【第五人格】

第5章 嫉妬に溺れる【探鉱者】



ウィラ視点

分かっていたんだ。ノートンが私の事を好きじゃないってことくらい。

昨日いきなり部屋に来たと思ったら、

「別れたい」

そう一言いって、ノートンは去っていった。

私の気持ちすら聞かずに、だいたい相手は分かってる。

ルイス・オーウェンさん

彼女はノートンに想いを寄せている事くらい分かっていた。

でも、あの子は自分から行くような子には見えなかったから、私が先に出ただけ。


話していても、貴方は彼女しか見ていなかったよね。
手すら繋がせてもらえなかった。

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