第5章 嫉妬に溺れる【探鉱者】
突然だが、ルイス・オーウェンこと私は探鉱者ノートン・キャンベルの事が好きだ。
彼は私のことをどう想っているかは知らないが、かなりいい雰囲気だと私は思ってる。
ほら、今日だってキャンベルの部屋にお邪魔させてもらってる。
試合の反省会と立ち回りの仕方などを教えてもらう為に、口実に過ぎないが部屋に入れた事が嬉しい。
試合が終わって直ぐに誘った為、キャンベルはドロドロの状態だった。
まだ男子の入浴時間では無いので、入浴時間になるまで今日の試合の反省会と日記をつけることにした。
『……今日の試合は探鉱者、機械技師、祭司。ステージは月の河公園で、ハンターは血の女王。』
『試合の結果は引き分け。祭司と探鉱者がチェイスを延ばしてくれたおかげで引き分けに持っていけた。と…』
『うーん、祭司が椅子に吊られた時に探鉱者に2回目の命令を送れば良かったかもね…』
ノ「いや、僕じゃなくて祭司に送ればセカンドチェイスは伸ばせたと思う。あ、でも3回目の命令を機械技師に送ったのは良かった。」
ノ「パペットも壊されること無く、2人でも5台全部上げられてるし、3通電出来てるから、そこは良かったよ。」