第4章 身体は口ほど素直 【墓守】
『…ッッッッ…あ゛ぁ゛あ…やら…ぁ゛!』
ア「…ヤダじゃない…もっとの間違いだろ?」
バラバラに動く手がある所を掠った瞬間、私の身体はいきなりビクビクッと痙攣した。
『…ん゛ん゛ん゛…ぁあ゛ッッッッ…ん゛〜〜〜!?!?』
呆気なくイってしまった。
私のナカで弱い所を当てられてしまったのだ。
ア「ココだな。」
『ちがっ…う…から!…ぁ゛…ん゛っ…やめっ!』
ア「違わない、ルイスのナカは俺の指を咥えこんで離そうとしない。」
不意に名前を呼ばれて、ドキッとした。
私の名前知ってたんだ……それに下の名前まで知ってるんだ…
ダメだ…苦手なはずなのに…こんな状況だからこそ、彼の顔をじっくりと観察してしまう。
キレイな透き通った金色のような髪の毛に…まつ毛も長くて…全体的に色素が薄いから、この薄暗い教会内ではその消えそうな色はより一層強く見せてくれた。
『…っ……キレイじゃん…』
私は片手をそっと彼の頬に持っていき、優しくまつ毛を指でなぞって思わずそう言ってしまった。
彼は驚いた顔をしていた。