第9章 ヒステリックナイト【納棺師】
気絶してしまったルイスさんに遠慮なく挿入して僕がイクまでやり続けた。
中に僕の愛液を流し込んだ事で満足した。
ルイスさんが僕の事を殺そうとしたことなんて最初から分かっていた。
だって、僕を殺せと言ったのは僕自身なんだから。
元々ルイスさんは目に着けていた。
彼女からほんのり香る甘い血の匂いに毎日惑わされた。
この荘園に居る他の吸血鬼は混じり物だ。
僕は純血な吸血鬼…あいつは人間と吸血鬼のハーフ。
匂いの強さや濃さを分かるのは純血だけ。
最初からルイスさんは僕の手元にあったわけだ。
首筋にある刻印を優しくなぞる。
この刻印はどちらが死ぬまで取れない。
それと同時に見せつけだ、この刻印は結婚を表す。
ルイスさんは喜んで受けてくれるだろう。
なぜそう思うか……?
とっくに彼女は僕に堕ちている。
彼女は自覚していないだけ、指輪を見ても動揺はしつつも、おかしいなんて思わないさ。
彼女は絶対に受け入れる。
そんな自信に溢れた納棺師は彼女の髪をひと房持ち上げてキスをし、隣で眠り始めた。
ヒステリックな夜はまだまだ続く、、、