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裏夢短編集 【第五人格】

第9章 ヒステリックナイト【納棺師】



少しだけワクワクしていた。

試合が終わり、いつの間にか夜になっていた。

試合の作戦よりも暗殺の計画で頭がいっぱいいっぱいだった。


そんな時、事件は起こった。


それは庭師のエマ・ウッズの悲鳴からだった。

エマさんの怯えた顔は今でも忘れないほど、死ぬことを認められない反逆者とよく似ていたから。


何事かと思えば、エマさんの服が少し乱れていて、肩だけ見えていた。

そこには誰かが噛んだ後…小さい穴が横並びに2つ並んでいた。

特徴的な傷跡だった。

「や……やっぱりこの荘園には吸血鬼が居るんだよ!!」

そう言ったのは空軍のマーサ・べハムフィールだ。

マ「私にもその傷跡があったんだ…なんで忘れていたんだろう。」

どうやら噛まれたことを覚えていな様子だった。
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