第8章 月下美人【配達員】
『この握り方だと安心するからお願いね……ッ』
股がった状態の私の下半身は盛大に盛り上がっていた。
無防備なビクターを今すぐにでも食らいつきたいという想いを私は何とか抑え込む。
少し涙目になっているビクターに私は我慢出来るのだろうか?
きっと無理だろう、今だって気づいたら服を脱がせていたくらいだから。
唇をゆっくり近づけてみる。
ビクターは戸惑いながらも、目をつぶって迎えようとしている。
それに耐えきれるはずも無く、思いっきりかぶりついてしまった。
ビ「ん゛……!?」
口元の縫われた糸を私は舌で切った。
これで可愛いなき声が聞けるようになった。
パクパクしている無防備な口に食らいつき舌を入れる。
中で積極的に私の舌を受け止めてくるビクターがたまらなく可愛く感じる。