第10章 全ての記憶
「ご両親から授かったその力‥つまり二つの呼吸を使って人を助けたい鬼から人を守りたいと言ったそうです」
「‥それが鬼殺隊になった理由‥」
しのぶは頷いた
すると部屋の扉が開いた
「不死川さん!!」
不死川が入ってきた
「勝手に入ってきちゃ駄目じゃないですか!」
「思い出したことがある」
としのぶは驚いた
「教えてください」
「お前は一度鬼舞辻無惨にあっている」
「鬼舞辻無惨に?!」
しのぶは驚いた
「親方が前に俺に話してくれた」
「それで?」
「鬼舞辻無惨とお前は戦おうとしたが鬼舞辻無惨はお前の記憶を消したそうだ」
「それで‥私何も覚えてなかったんですね‥」