• テキストサイズ

自由の翼を掴む話【進撃の巨人】

第111章 欲に正直に



その時、

「エルヴィンさんも、すごく好きです。」

エマは呟くように言う。


そして続け様に、

「リヴァイさんも、すごく好きです。」

と、呟き、

「ハンジさんも、もっと好きです。」

そう声を大きくして言い切る。



「え、ってことは、私が一番好きってこと?」

ハンジは思わず身を乗り出した。



「一気にこいつの言葉の信用度が下がったな……
結局全員好きなんじゃねぇか。」

「ちょっと待ってください!
俺、まだ名前呼ばれてないんすけど!」

ジャンは思わず手を挙げる。


エマはジャンの手を握り、
自分の太ももにそっと置くと

「ジャン。次こそ、
ちゃんと最後までしようね。」

そう言って、
ジャンにもたれ掛って眠り始めた。

/ 770ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp