• テキストサイズ

自由の翼を掴む話【進撃の巨人】

第83章 エレンの情動




菜園に着くと、
早速二人でさつまいもの収穫を始める。


「エマさん!見て!すげぇでかい!」

エレンは嬉しそうに収穫したての
さつまいもをエマに見せた。


「わ!ほんとだ!私も大きいの探そ!」

エマはエレンに負けじと、
さつまいもの蔓を引っ張る。



「……エマさんといると、
やっぱ落ち着くな。」

エレンは安堵のため息を漏らした。



「最近、息が詰まることばっかでさ。」

「エレン、何かあったの?」

エマは土を掘り起こす手を止めて、
エレンに問いかけた。



「……これ、まだ幹部の人しか
知らないんだけど、」
「えっ、それ、私が聞いても大丈夫?」

エマは思わずエレンの言葉を遮る。


エレンは少し笑うと

「エマさん口硬いから大丈夫。」

そう言って話し始めた。

/ 770ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp