• テキストサイズ

自由の翼を掴む話【進撃の巨人】

第70章 タイムオーバー



リヴァイはゆっくり目を開けると、

「俺はエマとはとっくに別れてる。
お前の好きにしたらいいじゃねぇか。」

そう言ってエルヴィンを見た。


「お前ならそう言うと思ったよ。」

エルヴィンは小さくため息を吐く。


「リヴァイ、ほんとにそれでいいの?」
「いいって言ってんだろうが!
黙れ、クソメガネ!」

リヴァイはハンジの問いかけに声を荒げた。





「………後悔しないの?」

ハンジは、呟くような声量で尋ねる。


「後悔も未練もねぇよ。」

ハッキリとしたリヴァイの口調に、

「……それならいいんだ。」

ハンジはそう言って、寂しそうに笑った。


/ 770ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp