第18章 定期健診
「ぁ…いやっ…ああぁっっ…」
ガラッ
「実弥!?ケンカか!?大きな音が聞こえたがまさか乱暴はしていないだろうなっ…!?」
「んああっっ…」
「っっ!?」
突然のことに驚いた実弥と星波だったが、扉が開いたと同時に果ててしまった2人は、離れることができす弁解する余地がなかった。
実弥がドクンドクンと脈打つ度に快感が押し寄せてきてしまう星波は、イクことを止められずとろけ潤んだ瞳で杏寿郎を見た。
「す、すまん!失礼したっっ」
状況が呑み込めずしばらく固まっていた杏寿郎だったが、星波のイキ顔を見て昔の行為を鮮明に思い出してしまい、顔を真っ赤にして片手で目を押え挙動不審になっている。