第17章 友達
「良かったぁ!では名残惜しいけど着替え直して来ますね」
「あぁ本当に名残惜しいな」
(うむ!着替えてきなさい!)
「杏寿郎ォ心の声と逆になってんぞォ」
「よもやよもや」
ケラケラと笑う2人を不思議に思いながら隣の部屋に行った星波は、すぐにいつもの和装に着替えて部屋に戻ってくる。
「おふたりは今日何をされていたんですか?」
「今日は道場の掃除や道具の準備、杏寿郎と手合わせをしたりしてたぜェ」
「すっかり体がなまってしまっていたな!」
「あァ、明日からビシバシ稽古するぜェ」
「ふふっおふたり共、無理はしないでくださいねっ」
「おゥ」
「うむ」