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星空 【鬼滅の刃】
第17章 友達
「星波!待たせたな!」
キャアキャアと盛り上がっていた女子たちは、杏寿郎の大きな声で飛び跳ねる。
「杏寿郎さんっっ」
「星波さん…そちらのお方がご主人?」
「ごっっ」
(よもや、動揺してしまった!)
杏寿郎が慌てて目を泳がせていると、桜たちが不思議そうに何も答えない杏寿郎を見つめる。
「いつも妻がお世話になってます。」
杏寿郎の後ろにいた実弥がみんなに頭を下げる。
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