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星空 【鬼滅の刃】

第17章 友達


(怯えてる場合じゃないっ!頑張れ星波っ!)

星波は思いっきり男の手を噛むと、男が驚き拘束を解く。

(動いて足っっ)

星波は精一杯走り出す。

しかし震えた足には力が入らずすぐに捕まってしまった。
星波の荷物が足元に散らばる。

「逃げるなよぉ…思いっきり噛んでくれちゃって…あーあ、痛いなぁ」

そう言うと男は噛まれた手のひらをべろりと舐める。

「君の唾液が付いた手のひらだねぇ」

(ひいっっ…)

「さぁ大人しくしてもらおうか」

星波は冷や汗をかいて思考が停止する。
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