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星空 【鬼滅の刃】

第17章 友達


「さぁ、では始めましょう。」

ここの教室では、少人数でテーブルを囲んで教材に沿って課題を縫い進めて行き、わからないことがあれば文子さんに聞いて教えてもらう。

星波は初めてなので、道具や布について詳しく教えてもらってから始めた。
線に沿って並縫いや返し縫いなどまずは初歩的なところから始める。

(んー!できたっ!)

黙々と取り組んでいた星波が時計を見ると、あっという間に1時間も経っていた。

「文子さん、縫い終わりました」

「はい。見せてくださいね。あら、すごく綺麗に丁寧にできてるわね!」

文子に褒められ嬉しい星波。

「文子さん、私もできました。」

「桜さん、今日もとても素敵ですね」

星波も見せてもらうと、ハンカチにとても綺麗な桜の花が刺繍されていた。

「わぁ!素敵ですっ」

「ふふ、ありがとう」
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