第14章 入籍
「ふっうっや~!!」
宇隨が風弥に近づくと、風弥があう、あうと声を出す。
「いや~ほんと風弥はかわいいなぁ!大きくなったらなんて呼ばせようか!宇髄さん…天元様…神もいいな!どれも響き最高だっ」
不死川と杏寿郎がシラーっとした目で見る。
「そういえば風弥は生まれつき全集中ができたりとか、稀血だったりしないのか?」
「全集中はしていなさそうですね。」
「稀血かどうかは、もう鬼もいないしわかりようがねェなァ…」
「2人の遺伝子をどういう風に受け継いでいくのか成長が楽しみだな!」
「鬼はいないが剣術は教えてみたい!不死川の子なら鍛え甲斐がありそうで楽しみだ!」
そんな話をしていると、風弥が身体をよじる。
「…?」
全員で見守る。
コロリン
「「あっ!!」」
「寝返りしましたっ!」
「早くないか!?まだ3ヶ月だろう!?」
「高い身体能力を持ってることは確かだな…」