第13章 新生活
星波はベッドに寝ていた。
窓の外は夕焼けだ。
「んう…んんーーん…あれ、私何してたんだっけ…?何で寝て……はっ!」
よくよく見ると星波は薄い肌着一枚の姿。
「なっ!?なんで!?」
起き上がって辺りを見渡すと、ベッドの横に濃藍色に金色の糸の刺繍が施された綺麗なワンピースと靴が置いてあった。
(ワンピース?何で…?)
鏡を見てみると、星波の顔は綺麗に化粧もされていて、首元と耳には綺麗な飾りが付いていた。
(よくわからないけど、これを着るのかな…?)
ワンピースを着て靴を履いてみると、どちらも星波のサイズにぴったりだった。
「パーティ…?あ、炭治郎くんの退院前祝い…?もう始まってるのかな…?私いつ寝ちゃっんだろう…?」