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星空 【鬼滅の刃】

第1章 呼吸


「必ず戻ってきてね。」

最終選別に向かう義勇と錆兎を見送る。

「あぁ。」

「すぐ戻るから寂しくても泣かずに待ってろよ。」

ぽんっと頭に手を乗せられた星波は、

「泣かないよぉ!待ってるからね。」

うるっとした瞳で2人を見上げると、義勇と錆兎は優しく微笑み出かけて行った。

2人の背中を見送りながら、

「義勇と錆兎なら大丈夫。」

信じて待つと決めた星波は、さみしさを我慢して毎日を明るく過ごした。

7日後悲しい知らせが届くまでは。
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