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星空 【鬼滅の刃】

第8章 緊急柱合会議


「伝え聞くなどして、御存じの方は御存じです。」

「俺は初耳です。何故伏せられていたのです?」

「星波さんのように血族であっても痣が発現しない為、思い詰めてしまう方が随分いらっしゃいました。それ故に、痣については伝承が曖昧な部分が多いです。当時は重要視されていなかったせいかもしれませんし、鬼殺隊がこれまで何度も壊滅させられかけ、その過程で継承が途切れたからかもしれません。ただ一つはっきりと記し残されていた言葉があります」

(そういえば厳勝様に炭治郎くんと同じような痣があった…)

「"痣の者が一人現れると、共鳴するように周りの者たちにも痣が現れる"始まりの呼吸の剣士の手記に、このような文言がありました」

「今、この時代で最初に痣が現れた方。柱の階級ではありませんでしたが、竈門炭治郎様、彼が最初の痣の者。ですが、御本人にもはっきりと痣の発現の方法が分からない様子でした。そしてこの度それに続いて柱の御二人が覚醒された。御教示願います、甘露寺様、時透様」
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