第6章 日輪刀
バタバタバタバタッ
「「星波っ!!」」
駆けつけたのは宇隨と不死川だった。
縛られたまま動けずにいた星波の縄を解き、何があったのかを聞くが、バキバキに折れた日輪刀を集めわんわんと泣く星波からはまだ聞き出せそうにない。
「宇隨ィ…こいつら借りるわァ…」
ムキムキねずみを連れて犯人を探しにいく。
まださほど時間が経っていなかったため、近くの道を歩く4人を見つけた。
「おィ…ちょっとツラ貸せやァ」
ゴゴゴゴゴゴ…
「ヒッ…」
不死川のあまりのおぞましさに怯え、抵抗を諦め連れていかれる4人。