シロイ、ヒカリ / Hunter×HUNTER カイト夢/
第2章 長い、夜
さびしい、と思うことはある。
会いたい、はいつも思っている。
でもカイトの道は、カイトのものだ。
私が、それを邪魔することはできない。
「どうした?」
ハッと気づくと、もう泊まっているホテルの前だった。
側に立つカイトがこちらを見ている。
せっかく一緒に居るのに…
何か話せば良かった…
確かカイトは、ハンター専用のホテルに泊まっていたはずだ。
ここで、バイバイだ。
「いつまで、この街にいるの?」
諦めきれなくて、カイトに問いかけた。