第13章 友情レベルアップ
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さむ!こわ!無理!類くん!泣
類「ん?自分からくっついてくるとか珍しいねぇ」
『怖いのむりなの!類くん腕貸して、いいよね、つかむね』
類「ふふ、まだいいって言ってないのに」
『そんなの気にしないでいいから!はやく出よ!』
バ--ン!!!
『ぎゃ-!やだやだ来ないでやだ-!類くん!!泣』
類「あはは、これ人形だよ、大丈夫。ほら僕ここにいるから」
『ううう、なんでお化け屋敷なんかに…』
バ--ン!!!!
『ぅぎゃ-!!泣もうやだ…泣』
類「たしかにいまのは驚いたなあ。もうすぐ出口だよゆりな、行こ」
『類く、ちょっと待って腰抜けた…』
類「しょうがないなぁ、ほら、行くよ」
ひょいっ
『え、ちょ、まっ、おろして私重いから!おろして!』
類「重くないって、ほら出口」
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『類くんお化け屋敷とか怖くないタイプ?』
類「う-ん、多分」
『つよ』
類「怖かったとしても腰抜かすのはねぇ、くく」
『笑わないでよ…!ほんとに怖いんだから!あ、もう歩けるからおろして』
類「ん」
『ありがと』
類「い-え」