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救いの光[鬼滅の刃・R18短編集]

第2章 悲鳴嶼×夢主


父:「子供たちに手出しは…うっ!」

鬼が達の家に襲いに入ってきた。

母:「あなた!たちだけでも逃げなさい!はや…ひっ、うぁぁぁ!」

:「はっ…ひっ、ひっ、来ないでっ…」

は弟を庇いながら後退りした。

縁透:「ね、姉ちゃん…」

が、抵抗も虚しく弟が鬼に取られてしまった。

鬼:「稀血とも違う匂いがするなぁ。これは、もしかしたら鬼にさせてもらえるかもしれないぞ、感謝しろ。」

ガブッ

縁透:「あぁぁぁぁぁ!」

:「縁透ぉぉぉぉぉ!」


悲:「岩の呼吸、壱ノ型 蛇紋岩・双極」

ゴトッ

鬼の首は落ちたが、縁透はもうぐったりしていた。

:「そんな…」

悲:「…俺がもう少し早く来ていれば…すまない…」

:「はぁっ、はぁっ…」

グラッ

悲:「!?」

状況を把握しきれず失神してしまったを悲鳴嶼は受け止めた。

悲:「…可哀想だ…」

悲鳴嶼はそう言って自分の屋敷へと連れ帰った。その時悲鳴嶼はまだ柱になったばかりだったため、縁透が鬼に変わっていることには気づかなかった…







それから7年の月日が経った。

:「岩の呼吸 壱ノ型 蛇紋岩・双極」

ゴト、ゴト、ゴトッ

:「…弱かったな…」

は悲鳴嶼の継子となり、岩の呼吸を使えるようになっていた。
また、は悲鳴嶼が屋敷に連れ帰ってから目を覚ますと、感情が無いかのように無表情になってしまったのだった。



ある日、悲鳴嶼とご飯を食べていた時のことだった。
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