第10章 新たな一年
虎杖「あれ?でも呪いは呪いでしか祓えないんだろ?俺呪術なんて使えねぇよ」
五条「君はもう半分呪いみたいなもんだから体には呪力が流れているよ。でも、ま呪力の制御は一朝一夕じゃいかないからこれを使いな。
【呪具】t. 『あー!それ真希先輩が探してた呪具!!それ壊したら殴られるぞ。僕も協力する事になってるし、殴られたくないんだったら虎杖、これ使え』
虎杖「拳銃…?」
『予備のなんでね。壊されても文句は言わねぇよ。弾はそれ無限に出てくる奴だから。これも【呪具】だよ。元から呪力が籠った拳銃。
それ、一応特級にも効くんだからな。壊してもいいけど壊したり無くしたら覚悟しとけ』
虎杖「ア、ハイワカリマシタ」
五条「じゃあこっちは零に返すか…
あ、悠仁。宿儺は出しちゃ駄目だよ。アレを使えばその辺の呪いなんて瞬殺だけど近くの人間も巻き込まれる」
伏黒「やっぱ俺も行きますよ」
『え、じゃあ僕も』
五条「恵は無理しないの。病み上がりななんだから。零が行ったら試験の意味無くなるよ」
『でも虎杖監視してなきゃ』
五条「まぁね、でも今回試されてるのは野薔薇の方だよ」