第7章 特級呪物ー3ー
伏黒side
五条「今、どういう状況?」
「なっ!
五条先生!どうしてここに」
五条「や、来る気なかったんだけどさ。さすがに特級呪物が行方不明となると煩くてね。あと零にマフラーと甘いもの恵んでくれって言われたから観光がてらはせ参じたってわけ。
いやー、恵ボロボロだね。2年の皆に見せよーっと。で、何で零が血まみれで倒れてるのかな?」
一瞬、ヒヤッとした感じが背筋を通った気がした。
「何か、指に寄せられた呪霊の相手しててちょっと気を抜いたらめっちゃやられたって言ってましたよ、あと宿儺の動きを止めてもらいました」
五条「え?宿儺の動きを止めたって呪言で?」
「?はい」
五条「そりゃこうなるわ…格上にだよ?まぁ先に…そうだな伊地知呼んで先帰ってもらうか。
ちょっと電話するから待ってて~」
指のことをどう説明すればいいのか…
単刀直入に「虎杖が食べました?」
それとも無くした?
それは無いな、なんて考えていたら伊地知さんがすっとんで?来て零を持って凄い勢いで去っていった。
ここ仙台だぞ?
次章[秘匿死刑]へ続く
(めっちゃ微妙な所で終わってしまい本当に申し訳ありません…)