第21章 いざ!!レッツゴー!
桜雪〖そういう事…〗
宇髄〖だからってなんで俺に言ってくるかなぁ〜〗
桜雪〖だって天元パパだし?あたしを育てたのは天元じゃん?〗
宇髄〖パパじゃねぇっつうのっ!!てか、嫁たちに相談しろよ…俺じゃなくてさぁ…〗
桜雪〖だって…あの3人に話したら絶対に桜雪を不安にさせる奴は許さん!とか言って乗り込んで来そうな予感…〗
宇髄〖あー、やりかねないな…派手な下着つけて派手に誘惑してやったらいいんじゃねぇか?〗
桜雪〖嫌です!!てか、そんな下着を買えるわけないわっ!!〗
宇髄〖だったら…俺が買ってやろうか?〗
桜雪〖もっとやだ。〗
宇髄〖じゃ、どうするつもりなんだ?そうやって地味に悩んで勝手に不安になってるってことか?派手に襲っちまえ!!〗
桜雪撃沈…
LINE画面を閉じて枕に突っ伏した。
『あーー(顔が熱い…)』
自分でも分かるほど顔が真っ赤なのを桜雪は自覚していた。
『何やってんだお前は…』
悶えてたら入ってきた風呂上がりの実弥に見られてしまった。
『なんでもないです…』
『お前…なんて顔してんだァ…』
『何がよ…』
『何があったか知らねェけどよォ…今の顔がさそってるようにしか見えねェんだよ…』
桜雪は実弥に押し倒されて顔が真っ赤になっている。
『えっ…あっ…はい…』
『お前が卒業するまで待ってやろうと思ったのによォ…煽ってんじゃねェ…』
『んんんっ!?』
実弥は桜雪に噛み付くように激しくキスを繰り返す。