第19章 新しい隊服
『コレでも一応…処女なんですよ。はい…』
鼻にティッシュを詰めて鼻声になった桜雪が言った。
『堂々と宣言してんじゃねェ…』
桜雪の発言に実弥は額に手を当てて項垂れた。
『それにさ〜天元はお気づきかと思いますが…身長が止まりました……。昔は164cmくらいあったのに!!今は154cmだよっ!?どういう事っ!?生理が来たら止まるってマジだったんだわ…悲しい…』
桜雪は悲しそうに言った。
『知ってる。いいんじゃねぇの?俺は問題ねぇけどな〜こうやって抱きしめたら納まるのがまた可愛らしい…』
『宇髄…シバくぞォ?』
『派手に嫉妬してんなぁ?いいと思うぞ!!』
『天元…意味不明すぎる…実弥が嫉妬したら手がつけられなくなるから辞めて。』
桜雪、実弥、宇髄がそんな話をしていると続々と柱達が来た。
どうやら、大正時代に着ていた隊服が今の服にも反映されているらしく…
甘露寺蜜璃は桜色のパーカーにスカートに緑色のニーハイ(伊黒小芭内からのプレゼント)
胡蝶カナエ、しのぶは白地に蝶がプリントされているお揃いのパーカーと支給されたズボンを着ている。
悲鳴嶼行冥に関しては…何故かノースリーブのTシャツあの24時間やるチャリティー番組のやつだ。
煉獄杏寿郎は上が白で下がオレンジのグラデーションのパーカーを着ている。
冨岡義勇はどこで見つけてきたのかあの羽織に似た柄のパーカー付きトレーナー。
伊黒小芭内は白地のトレーナーに黒いカーディガンを着ている。
時透無一郎は水色のラインが袖にある無地の黒いパーカー付きトレーナー。