皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第53章 独占欲 【ロロノア・ゾロ】
ゾロとは恋人同士になってもう2年経つ。
「あ、えっと…それって…どういう…」
ゾロ「わかんねぇなら教えてやるよ。」
「っあ…!」
展望台は狭い。逃げ場を失い、首筋や腕、太ももにキスマークをたくさん付けられた。
「ぞ、ゾロ…!見えちゃうから…!」
ゾロ「わざとだバカ。あんまくっついてると、閉じ込めちまうからな。」
「…く、くっつく…?閉じ込める…?」
ゾロ「…鈍感すぎんだろ…。」
*
結局、キスマークは皆にバレ、彼だけが満足そうに私を見つめていた。
独占欲 Fin