皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第42章 ツンデレ 【トラファルガー・ローside】
「うぅっ…。」
ロー「はぁ……おい、ちょっとキッチン行ってくるから、大人しくしてろ。」
「一緒にいきた…い……ゴホッ!ゴホッゴホッ!!」
ロー「寝てろ。」
無理やり起き上がろうとする彼女に掛け布団をかけ直す。
「1人…やだぁ…!」
涙目でこちらを見つめてきた。
ロー「…」(可愛いなクソ…可愛すぎんだろ…。いや、病人襲うほど理性壊れちゃいねぇ。耐えろ、相手は病人だ相手は病人…。)
「ろ…ぉ……一緒にいて…?」
ロー「…あぁ。」(あぁぁ…可愛い…クソ…やめろ煽るな…。)
「へへっ…やった…ゴホッゴホッ!」
俺はベッドの上に腰をおろした。
ロー「飯が食えなくても水は飲め。」
「う…ん…。」
ロー「あと…」
「ろ…吐く…。」
ロー「!?…」
俺は急いで袋を持って目の前で広げた。