皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第41章 ギャップ萌え 【ロブ・ルッチ】
見事に着地をして、普通に歩き始める彼。
「…びっ…くりした…。」
ルッチ「駄犬と近づきすぎです。」
「近くないよ別に。」
ルッチ「気安く触れられていた。」
「触るくらいいいでしょ。」
ルッチ「ダメです。」
「……はぁ。」
彼は普段、人に全く興味がない。人を殺すことにしか興味のない彼が、私なんかに興味を向けている。それにとても驚く。
「ルッチ、お肉が食べたい。」
ルッチ「わかりました。」
他の人には冷たいのに、私にだけは内心デレデレしているのを見ると…
「ルッチ、好き。」
ルッチ「!?…も、もう1度。」
「やだ。」
たまらないものがある。
ギャップ萌え Fin