皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第30章 3日間 【サボ】
*(1日目)
「…」
サボ「ナツキ!」
「!…」
声のする方を向いたけど…誰もいない。
「…」(気のせい……。)
仕事の為とはいえ、限界が来るのは私なのかもしれない。いつも犬のようにひっついてくる彼がいないのは変な感じがするし、何より寂しい。
「……仕事しよう。」
私も溜まっていた仕事を終わらせる良い3日間になるはず。
*(2日目)
「…」
コアラ「ナツキ〜、サボ君が怖いよぉ…。」
「どうして?」
コアラ「ストレスじゃない?」
「ストレス?」
コアラ「そう…!ナツキに会えないストレス。必要な書類渡しても、返事はしてくれるけど…なんか雰囲気がさぁ……。」
「…」(そんなに酷いんだ…。)