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一夜の夢物語

第2章 炎柱 お仕置き






ー…


昼をとうに過ぎた頃、
は喘ぎ疲れて眠ってしまっていた。

を抱きながら横になり、
杏寿郎はその寝顔に口付けを落とす。


愛している。



一言呟くと、杏寿郎は服を着て家を出た。



ー…


んっ…?私…?


夜になっては一人目を覚ました。
部屋は真っ暗で、夜も深いことが伺える。


っ!私、任務があったのに…!


急いで起き上がろうとするが、
腰が鉛のように重く起き上がれない。


っ?何で…っ!


痛みの原因に気付き、
一人で恥ずかしさに悶絶した。


そうだ、私、杏寿郎さん…と…。


杏寿郎との行為を思い出し、
身体の奥が少し疼く。
だんだんと身体の感覚が鮮明になる。

ゆっくり、腰を庇いながら起き上がると、
自身の秘部からトロリと液が流れ出す。


っ…!ふぁ…ん…


その感覚に少し変な声が漏れてしまう。
何度もイカされて感覚が過敏になっているようだった。


その時、部屋の襖が開いた。


、気がついたか?


そこには少し汚れた隊服に身を包んだ杏寿郎の姿があった。


っ!杏寿郎さん…っ!


!無理に起き上がらなくていい。
身体は、大丈夫か?


……腰が、痛くて、立てないです…


はっはっはっ!すまない!
少し、無理をさせたな。
何か、欲しいものはあるか?


あ、あの、杏寿郎さん…
私、今日任務に出なければならなかったんです…。
なのに、眠ってしまって…。


はしゅんとして頭を下げる。


ああ!それなら気にするな!
俺が代わりに行ってきたところだ。


っ…!すいません…!


君が謝る事はない!俺のせいだからな!
ところで、風呂を借りてもいいか?


そう言いながら、汚れた頬を擦る杏寿郎。
急いで帰ったのか、額には汗が滲んでいる。


あ、それはもちろん…!
私も、後で湯浴みしたいです…。


そうか!
ならば、一緒に入ればいいだろう!


杏寿郎はそう言うや否や、
を抱き抱えると風呂へと向かった。


この後、
風呂からの甘い悲鳴が漏れ続けたのは

言うまでもない…。




fin



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