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一夜の夢物語

第2章 炎柱 お仕置き





っ…!


煉獄がの両腕を持ち上げた状態で少し引く。
先程のように隊服が突っ張り、胸元が開いたが、先程より強く引いた為か、の乳房がこぼれ落ちた。


っ…きゃっ…!


は顔を紅く染めて身をよじる。
しかし、煉獄の腕はびくともしなかった。


そのままの体勢で煉獄はの顔に自身の顔を近づけて口を開く。


少し動いただけでこうだ。
これで街に行こうと本気で思っていたのか?


っ…。


は煉獄にこのような姿を見られている恥ずかしさと鬼気迫る煉獄の様子に、瞳に涙を浮かべながら煉獄を見た。


……ごめんなさい…。


煉獄を見つめ、小さな声で謝罪した。
煉獄は、吊り上げていた眉を少し下げる。


うむ。分かってくれたならいいんだ。


そう言うと、煉獄はに微笑みかける。

はその様子に安堵すると、
自身の今の格好を唐突に思い出した。


あ、あの!煉獄さん…っ!
手、手を離して頂けますか…?
へ、部屋で、着替えてきますのでっ!!


がそう言って紅い顔を俯かせると、
の頭上から煉獄の声が降ってくる。


ああ、その必要はないぞ?


ふぇ?


予想外の言葉にが顔を上げると、
待っていたかのように煉獄の顔が視界に広がり、
そのまま二人の唇が重なった。


っ…!んっ…!


煉獄はすぐにから唇を離す。


れ、煉獄…さん…?


君には少々、お仕置きをしなければ、な?


にこりと笑って煉獄が言う。
そして、の服にぐっと力を入れる。
丈夫な筈の隊服は、いとも簡単にボタンが取れて、
の左右の乳房が揺れた。


やっ…!んぅっ…んっ…


その瞬間、小さく悲鳴をあげたの口を塞ぐかのように煉獄が吸い付いた。
口内に舌を這わせ、丁寧に口の中を犯していく。

右手はの乳房をゆっくりと揉み始める。先端には触れずに、やわやわと、その感触を楽しんでいるかのように。



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