第3章 日常
「ンン......ふぁ」
あくびをする可憐な女性
彼女が過去に獣と言われた面影はもう何処にもない
紺炉「おーい、!そろそろ起きろー」
「おきてるよ〜。○」
紺炉「眠そうなんだが...まぁ起きてるなら紅を起こしてきてくれるか?ヒカヒナはもう起きてるからよ」
「は〜い...。○」
隣の部屋へ移動して襖をあける
窓を開けると心地いい風と光が差し込んだ
「紅丸起きて〜!朝ご飯出来ちゃうよー!」
紅丸「.........。○゜」
「...起きない、」
.........
「こうなったら力ずくで起こしちゃう!」
思い切り叩こうとしてすんでのところでかわされる
紅丸はそのまま布団ごとを中へ引きずり込んだ
「うわぁ!」
紅丸「朝からやってくれるな」
「紅丸が起きないからでしょ!」
紅丸「まだ早いだろ...ふぁ、、もう少し寝る」
「だめー!」
紅丸「お前もまだ眠いんだろ?」
「うーん、、布団の中にいると眠くなる...今は紅丸もいるし尚更...。○」
紅丸「なら寝とけ」
「うん......すー、すー、」
紅丸「...(いくら俺でも男の前でよく寝れるな...浅草でこいつに手を出すやつはいねぇだろうが他所に行ったら危ねぇな)」
紅丸「そもそも外に出ねぇから大丈夫か」
そう言って紅丸も眠りに落ちた
この後2人揃って紺炉に叩き起されたのは言うまでもない