第1章 嫉妬の色は何色ですか?
『腰いたーい、立てないー!!休みで良かった。』
布団で寝転んでどこが動くのか確かめる。
うん、ほとんど無理だゎ。くそーあの体力底なしオバケめ!
『憂?起きたのか?おはよう。と言ってももう昼になりそうなんだがな。どうしたそんな顔をして?』
爽やかな笑顔で戻ってきた体力オバケ。
『起き上がれないの、起こして欲しいな?』
両手を差し出して起こしてもらう
『芋を焼いたから一緒に食べよう!茶も用意した!』
『お腹すいてたから嬉しい!ありがとう!杏寿郎!』
昼下がり、わっしょいと笑い声が家の中を響きわたっていた。
『しのぶ様から何か預かっているよ!』
『よもや!すっかり忘れていた!!』
『それなぁに?』
『これはな! 』
また別のお話✧*。