第8章 平穏
1週間後
:「しのぶさん、3ヶ月間ありがとうございました。」
胡:「こちらこそ、助かりました。これからはこちらに通っていただくという形でいいんですね?」
杏:「あぁ!朝は俺が任務が終わったついでに送り届けよう!帰りはその日任務がない者が迎えにきてくれる!」
胡:「分かりました。では、さん、怜さん、通うようになっても今までと変わらない働きを見せてくださいね。」
怜:「はい。もちろんです。」
ア:「たまには、お茶でも飲んでいってください。怜も、せっかく友達になったんだから。」
怜:「うん!」
アオイはしのぶから怜の過去について聞かされてから、きつい態度をすることは無くなった。それどころか2人は友達になっていた。
杏:「では行くとしよう!」
3人は杏寿郎の家へと向かっていった。
杏:「ただいまもどったぞ!」
千:「おかえりなさい!さんと怜のこともお待ちしておりました!!」
:「ありがとう千寿郎くん、ただいま」
怜:「ただいま」
3ヶ月前のような平穏な日々がまた訪れた。
でもそれが、束の間の幸せな日々と分かっている者は誰もいなかった。