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優しさに溢れた君は…[鬼滅の刃/煉獄落ち]

第16章 見つけた


杏:「では今日は14日だから、君!この戦いをなんと言う!」

杏寿郎は歴史の教師をしていた。
杏寿郎が教える歴史は面白く、小テストをこまめにやるため、皆点数が良かった。
だが、点数が良い理由はそれだけではない。




生徒A:「煉獄先生!好きです!」

杏:「うむ!ありがたいが、生徒だからな!どうしようも無い!」

生徒B:「煉獄先生、本名チョコです…受け取ってくれますか…?」

杏:「チョコは受け取るが、気持ちは受け取れん!」

生徒C:「先生、こないだのテスト一位だったので、ご褒美を…」

杏:「先ほどもらったこのチョコを君にあげよう!」

生徒B:「あ、私があげたやつ…」



そう、今日は2月14日、バレンタインデーだ。
そして杏寿郎は両手に紙袋を抱えていた。

宇:「なんだ煉獄、今年も大量だな」

杏:「そうだな!ありがたいことだ!宇髄には負けるがな!」

宇:「あたりめーだろ。」

宇髄は両手に2袋ずつ紙袋を抱えていた。




杏:「だがこれほど毎年もらってもどうしようもないのだがな…うむ…」

杏寿郎は人気者の先生だった、男性として。そのため女子生徒が杏寿郎に気に入られたいがために歴史は必死に勉強してくるのだった。






そんな毎日を過ごしていたある日の朝
杏寿郎は、宇髄、冨岡、不死川と仕事終わりに飲みに行く約束をしていたため、いつも車通勤のところ、電車で学校へと向かっていた。

そしてちょうど角を曲がるときだった。

ドンッ!!バサっ

女:「すみません!よく前を見ていなかったものですから!」

そう言って女は散らばった資料を拾い始めた。

杏:「すまない!怪我はない…か?」

杏寿郎は驚いた。前世からずっと愛していた女性が目の前に突然現れたから。

:「えぇ、平気です。そちらこそ、お怪我はないですか?」

杏:「いや…ない…」

杏寿郎は目線はに当てたまま紙を拾うのを手伝った。

:「…あ、あの…私の顔になにか…?」

杏:「いや、なんでもない!すまない!」

:「…そうですか、手伝ってくれてありがとうございます。では、少し急いでるので!」

そう言って立ち去ろうとしたとき
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