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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第5章 コラボ企画 鬼滅夢 『泡沫に蓮の華』


月明かりが二人を包む。

再びの口付けは那岐から。

触れるだけの軽い口付けを巌勝の顔に降らせる。

唇に目蓋に頬に。

優しい口付けは、いとおしいと伝えているようで……

「巌勝様……///」

熱の籠る視線は俺を捕らえて離さない……

抱き寄せた彼女の体は白く、細く、柔い。

「那岐……」

互いに求めるものは同じだった。

溢れる快感も感情も。

「愛してます……///」

「あぁ。俺もだ……」

行為が終わっても、二人は抱き寄せ合い、眠りについた。

とても、満ち足りていた。

そうして、二人は夫婦になった。


-了-

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