第5章 コラボ企画 鬼滅夢 『泡沫に蓮の華』
「い、いつから………//////?」
「まだ、寝ていない……」
「す、すみません……///」
ぱしっと彼女の手首を掴む。
「俺のことは怖くないと言ったな?」
「………はい///」
「それは、俺が男として意識されていないということか?」
「い、いえ。そういう訳では………///」
「先ほどから顔が赤いな」
「巌勝様、からかわないで下さいませ……///」
ぐっ。
那岐を壁に追い詰め、口付ける。
「バカだと笑ってくれ。今日会ったばかりの君に、俺は心を奪われたんだ」
「…………」
言葉に、詰まってしまった。
だって、私もそうだから……
今日会ったばかりのこの人に……
「……私もです、私も……貴方が……」
何度も口付けを繰り返した。
小窓から月に見られているように感じられて恥ずかしかった。