第2章 見果てぬ恋 鬼滅 累夢分岐R18 鬼と化す
ただ、熱く燃え滾るような熱が私の体を支配している。
累の腰が前へ前へと進む程に、それが不思議なくらい心地よくて、もっと欲しくて累の欲望をきつく締め上げた。
累「っ……凄いね」
那岐「はぁ……はぁ…あー///」
累と私の腰が跳ねる度に新たな快感が生まれては、静まりを繰り返し、まるで一種の毒のように私たちは互いを求めあった。
那岐「累、累…///」
やがて、どろどろとした累の体液が私の中に納まる頃、累が私の耳許で言った。
累「那岐、離さないから覚悟してね」
その言葉を聞いて私は深い眠りに落ちた。
〇〇〇
累の言葉通り、私たちは離れる事なく、累の糸を使い、山々を転々とし、過ごしていた。
ただ一つ変わったことと言えば、私たちは鬼なのに人を食わず、互いの性を喰らって生きているということ。