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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第17章 スルタン企画 絶対君主には成れずとも$ 上巻


パラ…


封煌府を全て取り払い、出てきたのは煉獄が持つ日輪刀に似た剣だった。


チャッ、スー…


鞘から刀身を抜くと、現れたのは夜の海を映したような深い青。


なるほど…



「さしずめ、お前は静寂(しじま)の剣(つるぎ)といったところか」



誰かに教えてもらった訳ではないが、この剣を全て出しきった後で浮かんできた言葉。


冨岡が名付けた途端、まるで全ての音が凪いだかのように静寂に包まれた。



……俺に似合いなのかもしれない。



その時、剣が光を放ち始めた。



ポウ…



眩(まばゆ)い閃光が輝いた後、剣は消え、代わりに一人の女性が現れた。



「何だったんだ、今のは………誰だ?」

「初めまして、主様。静寂の剣でございます」



恭しくお辞儀をする女性は、浅黄色の髪に褐色の肌をした目鼻立ちの整った女性だった。

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