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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第14章 貴方と共に$(煉獄裏夢)


「杏寿郎様は…」

「那岐、そんなに端にいないでこっちに来たらどうだ?」

「ふへっ?」



無理無理無理無理!!

だって……今、緊張でまともに顔が見られない……



「ほら…」

「ご、ご遠慮しますっ!」

「むぅ?」



い、言ってしまった……

煉獄は何やら難しい顔をしている。



「あの……」

「那岐、君は宇髄が好きなのか?」

「…………は?」



いやいやいや、待って!
ちょっと待って!

何の誤解ですか!?



「どういう、意味でしょうか?」

「先程宇髄に…」

「………?」



あ。

『那岐、煉獄が嫌になったら、いつでも音屋敷に来いよな?』

という言葉が頭の隅に甦る。



「俺よりも…」

「あの、待って下さい…」


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