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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18
第9章 手に入らずとも (宇髄裏夢)
相変わらず悪趣味だ。
恨み言を呟きながら、那岐の髪を撫でると、寒そうに体を縮ませたので手近にあった羽織をかけてやる。
大分傾いてきた月光に照らされ、那岐の銀糸の髪が輝く。
叶うならば、陽の光りの中で彼女を見れたなら…
そう願いながら、彼女の睫毛にそっと触れる。
まるで恋人を慈しむような眼差しで彼は彼女の額に口付ける。
-了-
1000字の壁のため、最後の最後のみ文量オーバーしたのを謝罪致します。m(_ _)m
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