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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第9章 手に入らずとも (宇髄裏夢)


湯浴みをする↓



「まずは湯浴みですね」

「風呂か?」

「えぇ。昨夜、不死川様がいらっしゃいましたから、用心もかねて。宇髄様のお父様ですもの、当然鼻も利くのでしょう?」

「ああ、一応忍の家系だからな」



浴衣一式を準備し、那岐が立ち上がる。



「じゃあ私は湯浴みをしてきますから…」

「おう!何なら一緒に…」

「入りませんからね」

「何だよ、ツレねぇな?」

「宇髄様と一緒に入ったら逆上せちゃいますもの」

「ん?どういう意味だ?」



ニヤニヤしながら問いかけてくる宇髄に。



「絶対触ってくるじゃないですか」

「そりゃ当然だろ」



後ろから宇髄に抱き締められ、さわさわと胸をまさぐられる。



「ちょっ…やめて下さい、宇髄様」

「あ、それ」

「何ですか?」

「今日一日宇髄様禁止な?」



確かに嫁の立場で苗字呼びは良くないのかもしれない。



「……では、天元様?」

「天元!」

「じゃあ旦那様で」

「おい!……いや、悪くねぇな」

「はいはい、では失礼しますよ」



そう言って、部屋を後にする那岐。



→湯浴みを覗きに行って、返り討ちにあう。
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