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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第8章 鬼滅 誕生月を迎えられた貴方へ捧ぐ 宇髄裏夢


余韻に浸っている那岐の横に寝転がり、抱き寄せる。


くん。


「どうした?」

「宇髄様の匂い、ほっとします」


へにゃっと緩んだ顔で笑う那岐。


「おまっ…///」

「ふふ。暖かいです」



俺の胸元で恥じらいながら笑う彼女。



「ほら。好きなだけ嗅げよ」



くん、くん。



「品の良い香水の匂いがします」

「ああ、自家製のヤツな。あとで分けてやるよ」



よしよしと頭を撫でてやる。



「ありがとうございます。宇髄様」

「お前いつまで俺のこと苗字で呼ぶ訳?」

「お嫌でしたか?」

「どうせなら、名前で呼んで欲しいもんだな」



「えっと…天元様?」

「それじゃあ、三嫁と一緒だなぁ」

「じゃあ、天元さん……ですね。……大好きです」



二回戦と行きたいところだが、彼女は限界のようだ。



「俺もだ那岐。愛してる」



二人で抱きあって眠りにつく。



ああ、俺。今幸せだ。



満ち足りた気持ちにひ浸りながら、天元は目を閉じた。



-了-


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