第7章 麗しの君は 宇髄裏夢
「待て待て、何で俺だって分かってんだ?」
「虹丸が蝶屋敷から天元様のことを詳細に書かれた文を運んできて。まきをと須磨に天元様の日輪刀を取りに行かせたんです」
虹丸=天元の鴉
「天元様も帰って来ましたし」
「これからお楽しみで良いんですよね?」
そう言って近寄ってくる須磨とまきをの手には胡蝶に依頼していた薬瓶が。
イヤな予感しかしない。
「俺、今日は…」
「一緒に楽しみましょう?」
「女の子のイイところ教えてあげますから!」
「さ、天元様。お覚悟を」
促されるまま、寝室に通されると、三嫁に体を拘束される。
マジか。
女だとこんなあっさり掴まんの?
三嫁に圧倒されている内に身ぐるみを全て剥がされてしまった。