第4章 4〜那田蜘蛛山〜※裏あり(蜘蛛の鬼(兄)、累)
「こんなに美味しそうにずっぽり咥えて、快感に喘いで……ほんとに淫乱なんだねおねーさん。」
グチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッ
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
「やぁ……ゃっ……んっんっんっ……ぁあっ……」
すぐにイき、快感に頭がおかしくなりそうになるも、腕が固定されているため抵抗も出来ない。
「イキすぎ……っ……僕も最高……手放せなくなりそうだね……」
鬼からも快感の声が漏れ、さらに動きが早くなる。
「朝になっても、何日経っても、僕が満足するまで僕のものだ。」
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あれからどのくらいたったか分からない。1時間くらいだったのだろうか、鬼に抱かれながら、何度も何度もイった。けれど当の鬼はまだイっていない。
いつまで続くの……?さっきの鬼よりキツい……意識が飛びそう……
「そろそろイくよ、覚悟してね」
覚悟……?
「うっ、ふっ……」
「んんっ!!」
ドピュッ
鬼がイったのと同時にイキ、全身から力が抜ける。すると体が熱くなり初め、秘部が疼き始めた。
「やぁ……なに、これ……んっ……」
「俺は下弦の伍、下限の鬼の精液に侵されれば普通の鬼姫なら正気を保てない。おねーさん相当淫乱なんだね。」
「だれ……が…」
「あれ、これで終わりとか思ってる?うちの家族は全員絶倫だから、満足するまで続くよ。兄さんもまだ全然大丈夫そうだったでしょ」
ずっと続くの……?
鬼がまた私に入れようとあてがった時、近くで物音がした。
「如月さん!」
そこに居たのは炭治郎くんだった。
「誰お前、邪魔しないでくれる?」
鬼は少し不機嫌そうに炭治郎くんを睨む。私を見た炭治郎くんは目を見開いた。
「お前……よくも如月さんを!」
「俺のものをどうしようと、俺の勝手だよ」
「如月さんはものじゃない!」
炭治郎くん……
私が動こうとすると、鬼はそれに気づき糸を締める。
「うっ」
「如月さん!」
「たん、じろうく……」
私は炭治郎くんに手を伸ばすも、そのまま意識を手放した。